オルソケラトロジーとは?

就寝時に特殊なコンタクトレンズを付けて視力を回復させる近視の矯正治療法です。朝起きた時点で回復した視力は一定期間維持され、日中は裸眼で過ごせるため、近視の患者さまに注目を浴びています。

メリット

  • 眼鏡やコンタクトレンズを使用せず日中を過ごせる
  • 野球やサッカー、水泳など、裸眼でスポーツを楽しめる
  • 近視を矯正する外科手術「レーシック」よりも手頃で安心感がある
  • 近視の進行を抑制できる
  • 夜間装用のコンタクトレンズなので、ごみやほこりが付きにくく目にも負担が少ない

デメリット

  • 開始直後は視力矯正の効果が長時間続かない、視力の安定に時間がかかる
  • レンズを清潔に保たないと角膜炎、角膜感染症のリスクがある
  • 保険適用外、自由診療なので、費用が高い

治療の流れ

  • 1初診・カウンセリング

    完全予約制。眼の構造、矯正治療法までオルソケラトロジーについて詳しくご説明。

  • 2検査

    一般的な眼科検査と角膜形状解析検査を行い、オルソケラトロジーが可能かチェック(ハードコンタクトレンズを使用されている方は、検査の1週間以上前からコンタクト使用を中止いただきます)。

  • 3診察

    眼の疾患がなくオルソケラトロジー適応と判断されたら、ファーストトライアルレンズを決定。トライアルレンズを装用して1時間ほど眼を閉じた状態で休み、テスト装用後に診察。処方レンズを決める。取り扱いの説明、装用練習をして処方終了。

  • 4翌日検診(要予約)

    レンズを装用した翌日に簡単な検査と診察。フィッティングと効果を確認し、レンズが変更される場合もあります。問題がない場合、次は1週間検診(要予約)となり、その後は1カ月後、3カ月後、以降3カ月ごとの検診。

費用(保険適用外)

片眼 77,000円(税込)
両眼 両眼154,000円(税込)
レンズの交換(破損を含む)・紛失した場合
片眼 33,000円(税込)