当院の視力回復治療

当院の視力回復治療

視力回復、視力矯正治療を行うことで、眼鏡やコンタクトレンズはほとんど不要の時代になりつつあります。当院では最新の機器を使い、視力を回復、改善させる最先端治療を行っております。裸眼で日常の生活を送りたい方はご相談ください。当院の視力回復治療は最先端治療のReLExリレックス、Vレーシック、ICL「有水晶体後房レンズ」の3タイプです。

視力回復最先端治療ReLExリレックスとは?

レーシック同様、角膜にレーザーを照射し屈折力を変えて視力を改善する最先端の矯正治療法です。リレックスとはRefractive Lenticle Extractionの略で、光学分野で権威あるドイツのカールツァイス社製フェムトセカンドレーザーVisu Max®を使い、角膜の屈折力を変化させ、視力を回復させる画期的な矯正治療法です。従来の角膜を削るレーシックとは異なり、患者さまへの負担が少なく、視力の戻りが少ない点がメリットです。

費用(保険適用外)

片眼 18万7,000円
両眼 33万円
手術前検査 2万2,000円
術後の診察 2,200円

※すべて税込

リレックスのメリット

  • 視力の安定性が高く、戻りが少ない
  • レーシックと異なり、リレックスには膜がないので、強い衝撃で膜がずれる心配がない
  • ドライアイになりにくい
  • 治療時間が短く、患者さまの眼への負担が少ない
  • 夜間にライトを見たときにまぶしく感じて見えにくい(グレア)、光の周囲に輪が見える(ハロー)が軽減される

リレックスのデメリット

  • 費用は保険適用外の自由診療で、レーシックよりも高額
  • すべての患者さまが裸眼で暮らせるほど視力が回復するとは限らない
  • 視力の安定に時間がかかる
  • 再手術ができない

リレックス矯正手術の流れ

  • 1洗眼し、麻酔薬を点眼する

  • 2眼にサクションリングを固定

  • 3フェムトセカンドレーザーを照射し、角膜実質層内にレンチクルというレンズ状の角膜切片をつくる

  • 43mmくらいの切開口をつくり、そこからレンチクルを取り出す

  • 5レンチクルを取り出した角膜のカーブが変わり、視力が矯正される

リレックス矯正手術後の注意点

  • 術後は感染に注意が必要。メイクは術後1週間控える
  • 手術当日は洗顔、入浴、洗髪は不可。手術翌日の診察で問題がなければ、翌日からは可能。術後1週間は眼に汗、シャワーの水やお湯、せっけん水が入らないように注意
  • 飲酒は手術前日から術後1週間は避ける

視力回復治療V-Lasik Vレーシックとは?

近視の方が眼鏡やコンタクトレンズを使わずに視力を取り戻すための屈折矯正手術です。一般的に軽度、中度の近視の場合、視力回復最先端治療のリレックスかVレーシックで視力回復が可能です。
Vレーシックは通常のレーシックよりも切除する角膜の量が少なく、ハイスピード・高密度のレーザー照射によって手術時間も短縮。術後の早期回復が可能になりました。また、従来のレーシックでは矯正できないわずかなピントのずれ(高次収差)をなくすことで、見え方の質が改善されました。レーシックの術後、夜間のライトがまぶしく感じる(グレア)、光の周辺に輪がかかって見える(ハロー)現象もVレーシックで改善されています。

費用(保険適用外)

片眼 9万9,000円
両眼 18万円
手術前検査 2万2,000円
術後の診察 2,200円

※すべて税込

Vレーシックのメリット

  • 近視、乱視のほか、リレックスではできない遠視の矯正も可能
  • 手術の時間は約10分。手術前後の時間を含めても1時間半~2時間で終わる
  • 術後の回復が早い
  • 費用は保険適用外だが、リレックスより安い

Vレーシックのデメリット

  • 角膜を直接削る手術なので、見え方に違和感があっても元には戻せない
  • まれに術後の近視や遠視が新たに出ることがある
  • 一時的に視神経が損傷するため、涙が出ず、ドライアイになる可能性がある

Vレーシック手術の流れ

  • 1カウンセリング(事前予約可能)

    Vレーシック手術が可能かどうか、治療方針の説明など細かくカウンセリングを行う

  • 2手術前検査

    1週間ほど前に検査を行う。検査結果に基づき、Vレーシック手術が可能か判断。患者さまは手術3日前から抗菌点眼薬を使用

  • 3手術当日

    術前の診察を受けていただき、手術は短時間で終了。保護眼鏡をかけて帰宅。入浴や洗顔、洗髪は避けて安静にする

  • 4手術翌日の検診

    眼の消毒、簡単な検査と診察。この後の検診は手術1週間後、1カ月後、3カ月後、6カ月後、12カ月後を目安に行う

ICL(有水晶体後房レンズ)とは?

眼内コンタクトレンズ、眼内永久コンタクトレンズと称されるICL(有水晶体後房レンズ)は、虹彩と水晶体の間、後房にレンズを固定することで水晶体の屈折異常(近視・遠視・乱視)を矯正する治療です。ほかの視力回復治療ReLExリレックス、Vレーシックでは矯正できない強い近視、薄い角膜の患者さまにも適応できる治療法で、ICL挿入後に再手術でレンズの取り出し、交換もできる点が大きなメリットです。

費用(保険適用外)

片眼 24万2,000~29万7,000円
手術前検査 2万2,000円
術後の診察 2,200円

※すべて税込

ICLの特徴

ICL「有水晶体後房レンズ」は見え方、治療をできる患者さまの範囲など、その可能性にはほかの視力回復治療を上回る大きな特徴があります。ほかの視力回復治療では難しい患者さまでも予想を超えた結果を期待できます。

特徴①色鮮やかな見え方

角膜を削る回復治療のような収差が生じないため、色鮮やかな視界を目にすることが可能です。色だけでなく、奥行きや立体感を得られるハイビジョン映像を体験していただけます。

特徴②治療可能な患者さまが多い

強度の近視や角膜が薄くて削れない、角膜形状に問題がある患者さまでも治療が可能です。

特徴③長期安定した視力を確保

生体適合性に優れた新素材コラマーを使用することで、眼内レンズの長期使用が可能です。

特徴④ドライアイにならず紫外線をブロック

知覚神経を切断しない治療のため、ほかの角膜を削る矯正治療のようにドライアイになりません。また、紫外線吸収剤が含まれたレンズを使用しているので、紫外線A波B波をある程度ブロックしてくれます。

手術前検査

視力検査、眼圧検査、細隙灯顕微鏡検査、眼底検査、眼軸長検査、角膜形状測定、血液検査を行います。検査結果に基づき、患者さまにあった眼内レンズの度数と大きさを決めます。

手術の流れ

  • 1点眼(局所)麻酔をします

  • 2角膜外側を約3mm切開し、眼内を粘弾性物質で満たします

  • 3ICL眼内レンズを挿入し、虹彩と水晶体の間にしっかり固定します

  • 4眼内を洗浄し、終了します

術後しばらくは抗菌薬、抗炎症薬の点眼をしていただきます。症状により、必要な場合は眼圧を下げる点滴を行います。
術後は経過をチェックするための診察のため、通院が必要です。